世界一初恋【僕の周り】２

第四十一話　高槻忍 ページ2

第三十七話の編集部Side続き

井坂「そうか〜。聞いてなかったか〜。ま、いいや！」

全「(いいのか…？)」

井坂「高野。」

高野「はい？」

井坂「話ってのは、本当はこれじゃないんだ。」

高野「…？」

井坂「あいつ。Aには、担当作家を付けるなよ。」

高野「何故ですか？」

井坂「あいつは少女漫画のことが分からないからだ。」

高野「それなら小野寺だって同じでしたよ？」

井坂「あー、まあ、そうなんだけどなぁ〜…。」

小野寺「何か訳アリっぽいですね((ｺｿ」

木佐「そうだね〜((ｺｿ」

井坂「ま、そこは気にすｒ…うお！」

いきなり井坂の襟首を掴む者がいた

朝比奈「探しましたよまったく…。すみません、お仕事の邪魔をしてしまったようで。」

井坂「朝比奈！？ちょ、おま、離せ！」

朝比奈「貴方、これから会議ですよ？分かってるんですか？」

井坂「けど、まだ話し切ってねぇよ！」

朝比奈「いいかさ来てください。会議がは始まりません。失礼します。」

井坂「ああー！引っ張るな！と、兎に角Aに担当作家つけんなよ！」

全「………。」

高野「取りあえず、明日アイツに聞きたい事が山ほどで来たな。」

小野寺「そう…ですね…。」









ASide(朝)

「M大」

それが僕の通う大学。

僕はそここの文学部にこの春合格した。

どの学部も結構難しく、

高校時代学年の15位以下になったことのない僕でも、少し手こずった。

そんなM大に一ヶ月も行って無かったのだ。

授業内容が分かるか心配だ…。

あれ？あの人どうしたんだろう…?

A「なあ、入んないのか？」

？「あ、いや。俺はここの大学の生徒じゃ…。」

A「用があるなら入っても大丈夫だよ？」

？「…。あ、あんた、ここの生徒か?」

A「うん。そうだけど…？」

？「なら、文学部の宮城庸教授って知ってるか？」

A「宮城教授？もちろん知ってるよ。僕文学部だもん。」

？「ならこれ、渡してくれ!」

A「え？なにこれ？重箱?」

？「アイツの忘れ物だ。俺そろそろ大学に行かないといけないし…。」

A「いいよ。どうせ僕も宮城教授に渡さなきゃいけないものがあるし。」

？「ほんとか！じゃあ、頼んだ!」

A「あ！ちょっと待った!君の名前は？」

？「それ渡せばアイツは気付くよ！」

A「僕が知りたの！」

高槻「…高槻忍。」

A「僕、天間A！ちゃんと渡しとくよ！」

第四十二話　幼馴染み→←一応設定;;

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