⊥先輩！好き…です。２ (ページ6)

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なんとか朝のHRまでには

自分のクラスには戻ってこれたけど…

頭の中が真っ白

さっきの光景は、幻じゃないのかって

あんなに優しそうな人だったのに…

香奈先輩……

元々、そういう人だったのか？

ますますわからなくなる

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今日は、ずっとぼーっとしっぱなしだった

由美「もぉー…大丈夫？」

真希「今日、ずっとぼーっとしてるじゃん」

A「…うん」

由美「どうしたの？」

A「…なんでもないよ」

二人には、相談できないよ

こんなややこしい事

真希「いつでも相談乗るから」

A「…真希」

由美「うん！Aって、ためちゃう所あるからね。話たくなったら、話してよ」

A「…ありがとう」

二人のお友達の存在は

私にとって、とても大きい

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数日、経って

結局、あの時の光景が忘れられない

それに…香奈先輩のハンカチも渡しそびれてしまってる

でも…１つだけ思った事がある

香奈先輩の性格が

表裏が激しい人で、もし人の事を傷つける事を平気に思うなら

知念先輩と付き合ってほしくはない

もしかして…こういう人だと知って

別れたのかな？

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そう思ってたら

今日、丁度

知念先輩と山田先輩がバス停に立っていた

いたのは…いいけど…

何を…喋ったら……

そう不安そうな顔をしていると

向こうから話かけてくれた

涼介「Aちゃん」

A「山田先輩、知念先輩。…どうも」

侑李「やっほ～」

…とりあえず、香奈先輩について

詳しく、聞きたい

A「…あ、あのー…香奈先輩ｎ」

「あ！いた～、侑李！りょーすけ」

私の声を遮るように

入ってきた

A「…か、かな…せん…ぱい」

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香奈「あれ？Aちゃんじゃない」

とても笑顔で話しかけてくる

…あれ？

親しみやすい香奈先輩だ

少し驚きを隠せれない自分がいた

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