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ありがたい事に腕や足を縛られてる様子は無い
縛られてたら抜けて縛り直す手間があるけどないならそこは省略出来る
スカート部分に隠してたスタンガンを持ち、スイッチの位置を何処にあるのか確認してさり気なく手の中に握り隠す
ドロワーズの下に隠してあるピストルを少しだけ移動させて取り出しやすい所にセットする
カバンは…残念だけど回収されてるみたいだけどこういう馬鹿な連中は殴ってたりする時に身分を確認したがるのでそっちは期待を裏切らないでくれると思ってる
後はただこの荒い運転が早く止まってくれないかなーと思ってたらイヤモニから声がまた聞こえてくる
ギ「ドクターに悲報ね。あなたの荷物はただ今俺の手の中に有ります」
ド「は?」
予想外のセリフについ声が出る
ギ「俺も腹減ったし目星つけてる廃工場までドクター到着するまで時間かかるし〜ってご飯目的でコンパ参加しに行ったらゴミ箱に荷物が捨ててあった」
なにそれ…銃の補充出来ないでないか!
てことは僕の使える弾は今手元に残ってる物だけ…
声に出すと勘づかれるかもしれないからモールス信号で意思を伝える
ド「
ギ「残りの弾…んーと70,25かな?」
ギリギリ足りるかな…でも絶対ギリギリ
もうちょい慎重に作戦やるんだったなって思ったけど過ぎたことは仕方がよね?
少しため息を付いて
ド「
と伝える
すると
ギ「ふぉっけーふぁんばっつぇねー」
絶対何か食べながらだ
きっと本人は「おっけーがんばってねー」って言ったのかな?
呑気なものだなー
そう思いつつなんかこいつアテに出来なくなってきたからこっそりイヤモニ外して電源を切ってポケットにしまう
今日くらい僕ひとりで暴れてもいいよね?
たまには自由に暴れたいや
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作者名:Chicc | 作成日時:2016年10月10日 3時