先輩。-22- ページ23
そうだ。ソファーにとりあえず寝かせよう。
『折原さん。こっちに来てください。』
ソファーの方に引き寄せる。
セ「んー？なーにーAー？」
『お話しましょ。隣、座ってください。』
セ「えーよー、何話すー？」
『んーそうですねー、折原さんは好きなものとかないんですか？』
何にも思いつかなかった。無難すぎる...
セ「んーそうやなー、A好きー。」
え。
セ「ちゃんとしてるし、周りも見えてるし可愛ええし。好きー。」
いくら酔っ払ってるとはいえ、
こんな直に言われて照れない人はいないでしょ...
セ「でもなー、ひとつだけ嫌いな所あんねんー。」
それも直で言われるんですね...
完全に飴と鞭の状態。
なんだろう。私の嫌いな所。
『何が嫌いなんですか？』
セ「俺に隠し事してること。」
急に顔が真剣になった。
『か、隠し事ですか...？』
セ「おん、バレバレやで。」
折原さんの手が私の頬に触れる。
セ「もう少し俺のこと頼ってや。」
少しずつ近くなっていく距離。
お酒の匂いなど感じてこない。
感じてくるのは、折原さん自身の匂い。
折原さんの唇と私の唇が重なるまで。
残り3cm。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 843人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Silvermoon(プロフ) - 初めてコメント書きます。安定の文章力で情景が浮かぶ様です(*^_^*)読んでてワクワクします。応援してますので、マイペースで更新頑張って(^_^)v (2020年1月31日 7時) (携帯から) (
レス) id: 5e24cae7de (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - うわぁぁぁ大丈夫か？！？！バレてほしいけどバレた後が怖い…こうしんたのしみにしてます！ (2020年1月25日 2時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
由羅(プロフ) - めっちゃ面白かったっです！神ですか？…………………………………神ですね (2020年1月24日 22時) (レス) id: a829207c12 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 続き気になる！更新頑張ってください！ (2020年1月23日 17時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)
優@坂田家 - おもしろいです！ 更新ファイトです〜！ めっちゃこのみw (2020年1月23日 8時) (レス) id: 2408924f06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らお。 | 作成日時：2020年1月19日 22時
