好き……?3 ページ5
こたつに入り、向き合う私達。
『………あのー』
「ひゃい!?!?」
そらるさんの友人(?)さんが慌てて返事をする。
さっきから目泳いでるし、コミュ障なのだろうか。
一方のそらるさんはというと、のんきにみかんの皮を剥いていた。
おい。
『えっと、ボカロPさせて頂いてます、雫です』
「し、知ってます!ファンです!僕はまふまふです!…知ってますかね…?」
あぁ、まふまふさんか。
『存じ上げてますよ』
ほ、ほんとですか!?と子犬のように目を輝かせてるまふまふさん。
「まふがどぉぉぉぉぉぉしても雫に会いたいって言うから連れてきた」
みかんをもぐもぐしながら喋るそらるさん。
汚い。
『せめてアポとってくれ』
「あ、あのぅ………」
はい?とまふまふさんの方を向く。
「雫さんってそらるさんの彼女ですk『違います』
「そうだよー」
『ちょっと!?』
今違うって言ったばっかりなのに!!
「そう怒んないでよー軽いジョークだよ」
あっはっはーと棒読みで笑うそらるさん。
「仲良いんですね……w」
そう言って苦笑いされた。
解せぬ。
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作者名:金木犀。 | 作成日時:2017年11月20日 17時