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嫌い……?2 ページ4
ピンポーン
ピンポーン
ピンピンピンポーン
『うるさっ!?』
鳴り止まないインターホンのおかげで、目が覚めてしまった。
こんなことすんの、あいつしかいない。
モニターを見ると、やっぱり未だにインターホンを押し続けるそらるさんと……誰かの姿が。
通話のボタンを押して、そこで会話する。
『どしたんですかー?』
「開けて」
『…いや、あの「開けて」』
会話が通じないので無言でロックを解除する。
すると、30秒後くらいに、またインターホンが鳴った。
そらるさんだろう。玄関へ向かいドアを開ける。
「おはよう」
『おはよう。そちらの方は?』
「とりあえず寒いから中入れて」
『…………………』
つくづく話の通じない奴だ。
そらるさんの友人(?)もお邪魔しまーす…と小声で言いながら靴を脱いでいる。
その声にどこか聞き覚えがあった。
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作者名:金木犀。 | 作成日時:2017年11月20日 17時