風の色 ページ8
■
始業式だって言うのに疲れた。
飯を買いにいこうと廊下に出たら
なんか取り囲まれるわ…
まぁハーレム状態味わえたから許す。((
疲れたわー
学校の初日って楽しいはずでしょ?
保健室に籠るか
(ガラガラ)
開けた扉を閉めたくなった
そうかこいつを受け入れたのか
てか増えてるし。
ちゃんと友達いるじゃん。
いいねぇお弁当。
俺も腹減った…
って
『あー。買いそびれたー!』
今日は我慢します。
_____
俺も輪に混ざって雑談中
話題は中島の話に
今でもモテモテなのか。
さすがだ。
学生の頃の伝説をたくさん教えてやった。
・
・
・
『俺の方が頭良いけどな。これ、覚えておけよ。』
あいつの自慢ばっかりだと俺が悲しくなるから…
岸と七瀬は興味をもってくれたが、
Aはもっと興味持てよ…
_____
『まぁ、あいつは何よりも絵が好きだったな。』
俺が中島”絵”の話をすると。
あいつは俺の話よりも良い反応した
でも、俺が話を続けると顔色が悪くなった
保健の先生だから体調のことはよくわかる。
ついに、俺の話を遮り出ていってしまった。
『おい、A?』
とんでもないスピードで行ってしまった。
南「先生、ごめん。Aの前で絵の話はしないで…」
『あ、うん。』
岸と七瀬も出ていってしまった。
暖かい春風が保健室にはいってきた
そういえば今日は天気が良かったんだ。
『俺、またやっちまったのか。』
あいつはホントになんもわからねぇ。
ため息をつき机に向かった
3年2組 青木A、担任は中島
友達は岸優太と七瀬南
三人は友達以上の関係、つまり親友ってこと。
ちゃんと知っといたほうが良いのかなぁ。
中島に聞こう…
△
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作者名:hikaru. | 作成日時:2020年4月17日 21時