緑の色3 ページ32
■
中島出張お疲れ。 今日飲みに行こう!お願い!!
Fuma.りょ。
中島から飲みに誘うなんて珍しい…
何かあったな。
また、お荷物が増えるな。
_________
(ガラガラガラ)
――-いらっしゃい!
中島「菊池!こっち!!」
中島の方を見ると、もう出来上がっている…
『どうした。こんなに飲んで…』
中島「青木がぁ…絵を全然描いてくれなくて…
俺の話を最後まで聞かずに…
あぁぁぁ、わからねぇぇ!!」
そっか、今日は俺が居なかったから…
『今日は、A授業出たんだろ?』
中島「いないよ。どこ行ってたんだか…」
え、俺いなくてもサボってんの?
すげぇな…
『今日、出張で松島に会ったんだよ。
なぁ、Aと松島について何か知らねぇか?』
俺がそう言うと、中島は少し黙った
中島「青木は聡に心を開いていたからな…
でも、わからないことの方が多いよ、
青木は…。」
聡には心を開いた…?
俺はまだまだなのかな…
『あいつは、抱えすぎている…って松島が。
Aはいつも笑顔なんだぜ…』
中島「とりあえず、あいつに卒業制作は作らせる!
てことで、朝また行く。」
絵かぁ…
『あいつ、”絵”嫌いなんじゃないの?』
中島「青木は、中学の頃ずっと賞取ってた。
めっちゃ絵が上手いし…
美術の先生で話題だった。」
『うまぁ…!』
中島の資料を見ると、
Aはほとんどのコンクールで賞を取っている
作品のテーマによってタッチが変わっていて
中学生とは思えないほど芸術的…
でも、疑問がまた生まれる
『なんで、こんなに上手なのに…
絵を嫌がってるんだ?』
中島「明日ちゃんと聞いてみるか…
今日は飲もう!!!」
その後は普通に飲んで
また泥酔した中島を家まで送って一日が終わった
明日はAに色々聞くか…
△
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【全体公開終了】櫻の木と喫茶店close+2(O×S)
貴方は優しい?照れ屋?面倒くさがり屋?私が検定します!!!
もっと見る
「菊池風磨」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hikaru. | 作成日時:2020年4月17日 21時