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*センセイ04 ページ6








「とりあえずおめェは基礎の基礎からだァ、他の奴らは再テストさせて60ありゃ帰らせてる。ま、おめェは別な。」






「みっちり基礎の基礎から叩き込んでやる。」と言った先生は私にびっしり問題が載ったプリントを渡した。





「真っ黒......」




「うだうだ言わずやれェ」






あまりの問題の多さに息を呑んでいると、
先生は「やるぞォ」と屈んでくれた。














「ッ......」









先生が屈んだことで自然と向き合う形になり、距離の近さに私の心臓は跳ね上がった。









「..で、って何見てんだよ?おめェが見るのはこっちだろ。」











「は、はいっ」









真剣な表情につい魅入っていると、先生と目が合ってしまい慌てて視線をプリントに移した。









「(集中しなきゃ。)」












コツコツと先生がシャーペンで指した所を集中して考える。







「ここがこうなって.....」









「あ、わかった。だからこうなって.....」









「おー、やりゃできるじゃねえか。んじゃこっち」



































どれだけ時間が経ったんだろう。
一通り解いた所で息をついた。








実弥先生の教え方が分かりやすくて、つまずいていた問題がすらすらと解けた。嬉しくて思わず頬を緩めると実弥先生も優しく笑ってくれた。









「なんだよ、やればできるじゃねえか。授業聞いてなかったのか?」






痛いところをついてくるな、と思いつつ先生のことを考えてましたなんて言えないので軽く誤魔化した。








「先生ありがとうございましたー!」



「おう、気をつけて帰れよ。」







すると最後の生徒が教室を出ていき、教室には私と先生だけになった。








「じゃー、もっかい授業でやった小テストやってみろ。」






「はい。」









絶対60とろう。と気を取り直して問題を解き始めた。










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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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あや - 私はさねみん推しで、今学校の数学の先生に恋をしています。なので、このお話を読んでいて、すごく楽しかったです! (2021年9月5日 12時) (レス) id: 676a376a05 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 由瑞さん» ありがとうございます!もう少しお付き合いください〜 (2020年3月26日 9時) (レス) id: 1945be474a (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。続き楽しみにしています! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 殿茶さん» えっ、あの、ありがとうございます、小説連載されてますよね?私ずっと読ませて頂いてました!まさかコメント頂けるなんて、、嬉しい限りです。私も楽しみにしているので頑張ってください! (2020年3月15日 17時) (レス) id: c927656a5e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - これからの展開に期待!更新頑張ってください! (2020年3月15日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴神 | 作成日時:2020年3月10日 10時

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