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*センセイ18 ページ20








「ねえねえ、今のってもしかしてバレンタインのチョコ?実弥先生に渡すのー!?」











1人の女子が嬉しそうに話しかけてくると、その近くにいた女子数名も駆け寄ってきた。








「私も前から気になってたんだけど、Aちゃんって実弥先生のこと好きなの!?」






「えっと、あの」






「怖いけど優しいし実弥先生カッコイイよねー!」







「その、」







私の周りで盛り上がる女子についていけず、戸惑っていると「どうなのどうなの?」と視線が集まり静かになった。






恥ずかしくて俯きながら「好き、です。」と呟くときゃあぁぁー!と歓声が上がる。









すると一人の子が楽しそうに言った。








「でも実弥先生もAちゃん気にしてるっぽいよね〜。皆苗字呼びなのにAちゃんだけ名前で呼ぶし、」





「それ思った!授業よく当てるしね!ちょっと〜いい感じじゃん〜!」








それに便乗するようにみんなにからかわれたが、嫌な気持ちではなかった。むしろ応援してくれることが嬉しくて、絶対に今日渡そう。という気さえあった。











「頑張って渡してみる、!」




「頑張れぇ!応援してるぞ〜!」








今まであまり話したことなかった子ばかりだったけど、すこし打ち解けられたのも嬉しかった。
話している最中、遠くから誰かの視線を感じたが特に気にすることも無く席につき、6時間目も終えた。











帰りのHRが終わり、鞄に教科書を入れている所でさっきの子が言っていた事を思い出す。








"でも実弥先生もAちゃんのこと気にしてるっぽいよね〜"






そうなのかな。先生は、私のことをどう思っているんだろう。









疑問に思いながらも、少しでも気にしてくれてたらいいな。なんて思いながら先生の所にいくために教室を出た。










そんな私の後ろ姿を、睨むように見つめる女の子の存在に私は気づかなかった。その視線は、先程感じた冷ややかな視線と同じものだった。












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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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あや - 私はさねみん推しで、今学校の数学の先生に恋をしています。なので、このお話を読んでいて、すごく楽しかったです! (2021年9月5日 12時) (レス) id: 676a376a05 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 由瑞さん» ありがとうございます!もう少しお付き合いください〜 (2020年3月26日 9時) (レス) id: 1945be474a (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。続き楽しみにしています! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 殿茶さん» えっ、あの、ありがとうございます、小説連載されてますよね?私ずっと読ませて頂いてました!まさかコメント頂けるなんて、、嬉しい限りです。私も楽しみにしているので頑張ってください! (2020年3月15日 17時) (レス) id: c927656a5e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - これからの展開に期待!更新頑張ってください! (2020年3月15日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴神 | 作成日時:2020年3月10日 10時

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