＊センセイ17 ページ19
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先生の家に泊まった日から数日後。
今日は2月14日、バレンタインだ。
「〜〜ここは間違えるやつも多いから注意してみとけェ」
あの日から、少しだけ先生と距離が縮まったように感じた私は勇気をだして先生にチョコを渡すつもりだった。
「じゃあこの問題を......A、解いてみろォ」
「はい。」
実弥先生に当てられて、前で問題を解く。
「よし、合ってるなァ、戻っていいぞォ」
先生が黒板と教科書を交互に見つめ、私が書いた問題に丸をうったのを確認し席に着いた。
そしてその後も何人かが当たり、気づけば授業終了のチャイムが鳴ると同時に私は鞄から小包を取り出し、教室を出ていこうとする実弥先生に声をかけた。
「Aかァ、どうした、わかんねえとこあったかァ？」
振り返り一瞬目を見開いた実弥先生が、私に駆け寄ってきた。
「違うんです、えっと、.....あの」
首を傾げる先生をいざ目の前にすると、口ごもってしまい背中に隠した小包をギュッと握る。
「なんでもないです！」
顔を上げ誤魔化すように笑うと「なんだよォ」と困ったように笑い教室を出ていってしまった。
や、やってしまったァァァァ！！！！
渡せなかったショックでその場に固まっていると、クラスの女子が嬉しそうに話しかけてきた。
「ねえねえ、今のってもしかしてバレンタインのチョコ？実弥先生に渡すのー！？」
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あや - 私はさねみん推しで、今学校の数学の先生に恋をしています。なので、このお話を読んでいて、すごく楽しかったです！ (2021年9月5日 12時) (
レス) id: 676a376a05 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 由瑞さん» ありがとうございます！もう少しお付き合いください〜 (2020年3月26日 9時) (レス) id: 1945be474a (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。続き楽しみにしています! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 殿茶さん» えっ、あの、ありがとうございます、小説連載されてますよね？私ずっと読ませて頂いてました！まさかコメント頂けるなんて、、嬉しい限りです。私も楽しみにしているので頑張ってください！ (2020年3月15日 17時) (レス) id: c927656a5e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - これからの展開に期待！更新頑張ってください！ (2020年3月15日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴神 | 作成日時：2020年3月10日 10時
