せ ん せ い 。【鬼滅の刃】【不死川実弥】

＊センセイ12 ページ14

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「お先頂きましたー......」








結局負けてしまった私は先にお風呂に入り、先生に借りた着替えを身につけリビングに戻った。濡れた髪からは先生と同じ匂いがする。










「上がったかァ、悪ぃな着替え俺のしかなくてよォ」







リビングのテーブルで学校の仕事なのか、パソコンを構っていた先生がくるりとこちらを向くと黒縁のメガネを掛けていた。普段は見ないその姿にまたどきっとしてしまう。






「貸してもらえるだけでありがたいです、てか先生眼鏡するんですねー頭良さそう。」









平然を装いながら髪から滴る雫をタオルで拭いていると、立ち上がった先生がこちらに近づいてきた。







「先生？」









どきりとして、先生を見上げようとすると視界を遮られた。







遮ったのは先生の手でぽん、と濡れた頭に置くと「ちゃんと乾かせよォ」と言いそのまま脱衣場に行ってしまった。














「(びっくりした〜〜！)」










私は訳がわからないまま、速まる鼓動を落ち着かせるためにいそいそとタオルで髪を拭いた。













＊
実弥先生が学校の作業してるときは黒縁眼鏡かけて肘ついて口元に手置いて作業しててほしいなっていう密かな願望です(

ブラックコーヒーとか飲んでて欲しい、大人だから、！

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