私とアイドルは......2

番外編〜青春との日常〜 ページ6

「それでどうしたの？相談したいことって」






空「実は....今度卒業生を送る会でバンドをやる事になったんですけど曲ずくりの方で....」





「.....！成る程アイデアは中々浮かばない？」





空「色々試してはみてるんですけど、どうしてもこれだ！っていうのがなくて」






「うーん、あたしも曲作りはしたこと無いから特別なアドバイスはできないんだけど....
難しく考えるより空達が学校で楽しかった事を曲にしてみたら？」







守人「楽しかった事ですか？」





「うん...
音楽を届ける事も大事だけど、どうせなら自分達も楽しんだ方が気持ちは伝わると思うそれに青春の最後になるんだからシンミリした空気よりはハッピーな気持ちで終わりたいじゃない？」








宗司「確かにそれはそうかもしれないですね」






「文化祭とか体育祭、3年間積み上げてきたもの初めて入学してきた事そんな青春を詰め込んだらみたらどうかな？」





空「青春を詰め込んだ曲....」






望「ですよね！俺達折角高校生なんだし！こう！何というか飛び出せ青春！！みたいなのやりたいですよね！？」






廉「望声が大きいよ、後お店の中で立ったまま叫ばない」








守人「空....どう？何かみつかった？」






空「うん....！そっか、そうかも知れない！今の俺達ができる曲！！Aさん形見えました！有難うございます！！」






「よかった、曲作り頑張ってね相談ぐらいなら乗れるから」






宗司「先輩も試験勉強頑張ってください」






「ありがとう、あたしは行きたい所はもう決まってるから後は精進するだけかな？」






廉「凄いです！微力ながら応援してます！」







「みんなもバンド頑張ってね」









「「「はいっ！！」」」









この後彼等はSOARA というバンドで
アイドルデビューする事となるがそれはまだ誰も知らない

51話→←番外編〜青春との日常〜

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