私とアイドルは......2

71話 ページ27

始「真実はこれだ....」




そこにあったのは....




ちょこんと座っている黒田




なーんだ黒田か....






ん？







「「「「「えーーーー！！」」」」」






始「いつの間にか俺のバッグに忍びこんでいたらしい...」






そりゃぁ、随分暑かったろうに






始「気づいた時は遅かった...

見ると黒田は寝ていた、俺はにんじんを片付け

黒田を二階の自分に部屋へと運んだ」








つまり、お腹がすいた黒田が机の上にあった人参に飛びつき
その時に机の上にあった春さんのメガネ
(本体)があったと....





隼「カレーの食材は買ってあったのを知っていた
その中で人参だけなくなったのを不思議に思ったんだ

そこから僕は推理した....」





始「恋の見事な推理で無事解決といきたかった」



隼「だけど駆をスタートにメガネの移動が始まってしまった
混乱させるといけないと思って僕が元の位置に戻しておいたんだけどね」



始「それが、かえって恋の推理を行き詰まらせた
だから黒田を自主させようと俺の部屋に行ったんだが...」




隼「黒田が逃げちゃったんだよねぇ」







始さんが黒田を探している間に恋の探偵ゴッコがはじまったわけか...






隼「まとめよう、


つまりこの事件は誰のせいでもない悲しい事故だったんだ」






新「成る程ー」



陽「フー、やれやれ」









そう、事件はこれで終わりを迎えた...








わけじゃなかった....

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