23話 ページ25
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伊吹「さーて、どう思う？」
「なんか妙な気配がずっとあるけどいまいち掴ませないね」
伊吹「管狐、刀剣一覧表」
管狐「ここに」
管狐が見せてくれた刀帳には、
伊吹「......やっぱり全振りいるな」
「でも政府には折れたって報告してるんでしょ？」
管狐「はい....そのように伺っていましたが....」
伊吹「もう少し活動範囲を広げながら探っていくしかないな」
「掃除と称して清めてはきたけど、必要な場所の掃除は終わったよね、水の源、お風呂、台所、トイレ」
伊吹「後は各々の部屋、廊下、大広間か
でもそろそろ刀達の手入れもなんとかしねーとな」
「じゃぁ、明日は手入れ部屋と鍛刀部屋？」
伊吹「鍛刀部屋は浄化と確認だけにしとこう
怒りだす兄刀達がいるだろうしな、手入れ部屋は使えるようにして資材はまだあるんだろ？」
管狐「はい、政府からの支給と前任の分が残っています」
伊吹「んじゃ、決まりだな」
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加州「で、今日はどうするの」
大和守「また掃除？」
なんかすっかり掃除の人で定着しちゃったなぁ
伊吹
「今日は、鍛刀部屋と手入れ部屋の浄化と___ッ！」
伊吹が言い終わる前に刀が振られる
大和守「お前、死にたいわけ」
加州「おいっ、」
「大和守様言葉足らずで申し訳ありません
正確には機能させるのは手入れ部屋のみでございます
鍛刀部屋はあくまでも浄化と鍛刀部屋に住む妖精の手入れと確認のみでございます」
伊吹「そういうわけで....これおろしてくれません？」
大和守「ッち、嘘ならその首落とすからな」
伊吹「おう！」
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作者名：翠連華 | 作成日時：2022年7月12日 23時
