ブラック本丸取扱説明書求む (ページ15)

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13話ページ15

加州side

今剣「いいじゃないですか、たんじゅんで」

今剣の言葉で全振りが審神者に斬りかかろうとした瞬間

「挑発しない」

審神者の横にいた女が呆れた口調で呟くと俺達の身体が動かなくなった

「話し合いに来たのに挑発する阿呆がどこにいるの」

伊吹「すまんすまん、ご覧の通り俺らも簡単にやられるつもりはないし、勝手に掃除とかするからいつでも挑戦待って、____イッタ！」

今度は男の頭を拳骨で殴って男はうずくまっていた

「こちらの馬鹿の発言、代わりに謝罪致します
我々の目的は手入れと本丸の運営、人間に対し思う所があるのは承知しています、今日はあくまでも話し合いをしたく参った次第です、刀を納めてはいただけませんか」

今剣「そっちはわきまえているようですね」

鯰尾「はいはーい、手入れって今してくれるわけ？」

薬研「鯰尾兄！？」

鯰尾「いいじゃん、加州さんも大和守さんも治ってるし
俺達も動ける奴が多い方が審神者殺せるし、手入れして瘴気祓うだけ祓ってもらってあとは殺せばいい、そうでしょ？加州さん」

加州「.....そーね、実力は確かみたいだし
安全の保証は俺と安定がするよ、その審神者に敵意はない」

鯰尾
「俺どうせならそっちのお姉さんがいいんだけどー」

「申し訳ありませんが、私は審神者ではありませんので
手入れはできかねます」

鯰尾「え、そうなの？じゃぁそっちの蹲ってる方で
いいですよー」

伊吹「なんか、スゲー不服」

一期「鯰尾！」

鯰尾「大丈夫だって」

鯰尾は妙に馴れ馴れしいんだよなあの審神者と
そういえば.....前に演練に行った時に役人に助けて貰ったって信濃達を....まさかね

その場は鯰尾が手入れをして終わり
審神者達は離れに戻っていった

鶴丸「で、どうする気だい加州」

加州「見張りは俺と安定でするよ、鯰尾は重傷達の手助
け手入れの意思は強制しない、手入れ部屋は開けてもらう予定だしそれを待つもよし、直接治してもらうのは本人の意思に任せる」

今剣「さにわのあんぴは？」

加州「俺としてはさっき鯰尾が言った通り使えるだけ使ったらいいと思うよ、.....後は各々が決めなよ責任は俺が取るから」

今剣「はーい」