ブラック本丸取扱説明書求む (ページ14)

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12話ページ14

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伊吹side

加州達について行けば大広間に集められている全振り
中には何振りかいなかったからその面子が重傷者だな

おーおー、にしても殺気がスゲェの何のって普通なら
この殺気と神気でノックアウトだな

「本日よりこの本丸を任されることになった審神者だ、と言っても俺はこの本丸の正式な審神者じゃない後ろにいるのは俺の付き添いで一緒に居てもらうから顔だけでも覚えてくれると嬉しいこれから長い付き合いになると思うしよろしく頼むな」

薬研「正式な審神者じゃないってどういうことだ」

「俺達の役割はこの本丸を通常の本丸運営に戻すこと
出陣・内番・日常生活・演練全てにおいて正常値に戻すのが俺達の仕事だ」

今剣「そのせいじょうちとやらにもどったらおまえたちはどうするんですか」

「それは俺らも知らない、恐らく俺達は解任
後任の審神者が引き継ぐ形になる、まぁ俺達も後任選びには全力で介入させてもらうがな」

鶴丸「それはそれは随分そんな役回りだな」

話す限りじゃそこまで険悪じゃないな

「そこで先ずは全振りの手入れと掃除を並行してやっていきたいと思うんだが、」

その瞬間真横に刀が突き刺さる

鶴丸「おいおい、何を勘違いしているんだ
俺達は審神者なんていらない、人間なんて認めない
さっさと帰るか、ここで斬りすてられるか選びな」

「それは失敬、でもな俺達も帰らないんじゃなくて帰れないんだよなコレが」

一期「どういうことです」

「言ったろ、政府から寄越されたって、政府もブラックでね余程のことがない限りこちらからゲートは開けない
俺達が死にかけないと政府への道は開かれないってことだ」

今剣「いいじゃないですか、たんじゅんで」

「挑発しない」