11話 ページ13
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大和守「清光」
加州「うん、出てきたねあの審神者俺顔うろ覚えなんだけど安定覚えてる？」
大和守「興味ない」
加州「まぁ、それもそっか」
加州(霊力は澄んでたんだけど、どうもっていこうかな
俺達は兎も角、平安生まれは許さないだろうし)
安定と2人離れの方へ歩いて行けば俺達を手入れしたであろう審神者が2人歩いて来てた
加州「どーも、今回は2人も来たんだ」
伊吹「正式には俺が審神者でこっちは付き添い
その様子だと霊力が馴染んでるみたいで良かったぜ
どこか不具合はあるか？」
加州「ないよ、お陰様で数年ぶりに体が軽いし」
伊吹「そりゃなにより、こうやって話してくれるってことは会話の余地ありってことでいいのか？」
加州
「間違っていないけど言葉の使い方は気をつけなよ餓鬼」
伊吹「ははっ、それは失礼した。では改めて本日より
この担当になった審神者だ、期限はこの本丸が正常値ラインに戻るまで先ずは自己紹介したいんだが全振り大広間に集めてもらう事は可能か？」
加州「ふーん......そこで殺されてもいいなら」
大和守「清光っ！」
伊吹「ご心配なく、俺も此奴も弱くねぇよ」
加州「案内するからついてきて、余計なことしたらすぐに
斬るから」
伊吹「もちろん」
俺を先頭に審神者殿に安定の順で大広間へ行くと
打ち合わせ通りに今動ける全振りが集まっている
今剣「かしゅう、それがこんかいのさにわですか」
鶴丸「驚いたな、あの瘴気を払ったのはどんな形をしているかと思えばまだ子供じゃないか」
和泉守「それでもよぉ加州、俺達がソイツ等の話を聞く義理はねーんじゃないか？」
加州「そういうなよ和泉守、霊力の腕は確かだ
俺達は人間がいないと手入れも碌にできないんだし使うだけ使おうよ」
三条・五条・伊達・粟田口・左文字他の奴等から向けられるのは明確な殺意、流石に戦場慣れしてても怯むかと思って振り向けば審神者2人は片方は笑顔で、もう片方は無表情でじっと俺達を見ていた
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作者名：翠連華 | 作成日時：2022年7月12日 23時
