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＃2 ページ3
澪side
「澪ちゃん！この洋服どうかな？いちにいと一緒に作ったの！」
「可愛いね〜よく似合ってるよ乱！お姫様みたい」
「ありがと〜」
あの謎の夢を見てから何度か夜を過ごしてきたけどもう一度見ることはなかった
もう一度見てみたい…なんて思うこともあったりなかったり…
「ねえねえ！澪ちゃんも一緒に作ろうよ！ボク、澪ちゃんとおそろいの洋服欲しいな〜」
「じゃあ、作ろうか！」
なんなんだろうね
☆〜☆〜☆〜
「ここをこうして…」
「できた！」
「上手いですな、流石澪殿」
「ありがとう！」
結局あの後一期さんに教えてもらいながら一緒に洋服を作ることになった
「ねえ、私さ生まれてから一度もここから外に出たことがないじゃん」
「外の世界に行ってみたいな〜」
軽い気持ちでそんなことを言った瞬間
今まで笑顔だった乱ちゃんも一期さんも人が変わったように表情を消す
「何言ってんの澪ちゃん。外の世界はすっごく危ないんだよ？澪ちゃんなんてすぐに殺されちゃうよ？」
「そうですぞ。ここにいるのが一番安心ですから」
「そ、そうだよね！私、何変なこと言ってんだろ〜」
なんでそんな怖い顔するの？
なんでここまで怖い思いをしてるんだろう…
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作者名：ナハト | 作成日時：2018年8月30日 16時
