ふぅ…治るかな？w ページ44
エレ病院の近くに引っ越しし、一軒家なので雅紀たちも交代で泊まりに来ていた
地下室があるので蒼は歌やダンスの練習をしている
地下室だけあって完全防音で
蒼はおもいっきり歌って踊っていた
蒼から智のバックダンサーになった事を知らされた…
なにも…智のバックでなくても…いいのに…
俺は毎日車椅子で通院した
交代で雅紀、和也、潤が押してくれたりもする
検査は何日も続いたんだ
で、今日その結果を聞きに来た
エル「…まぁ〜ここまで悪化させたね〜
完治には…２？ ３年みててよ♪
手術もあるかもね♪
とりあえず、今飲んでる薬は捨ててくれる？
こっちで薬出すし♪
お風呂はしっかり浸かってね♪
それも治療だからね♪」
翔「…治るんですか？」
エル「治るよ♪
どう？ 安心した？
しばらく車椅子で生活して、
興奮もしないようにね♪
無理もダメだよ〜♪
そうだね〜２週間後にもう一度来てよ♪」
翔「はい、わかりました ありがとうございます」
…治る？
…本当に？
…信じていいんだろうか？
エル「あっ花は全部ダメだよ！
花粉のアレルギーあるからね♪
好きな花があれば、ちさとに言ってね♪
好きな花を家具に出来るからね♪」
俺は…カサブランカとかすみ草の花束を依頼した
数日後…その花束が綺麗な家具になっていた…
花粉も出ない、枯れる事もない花…
昔…智にもらった思い出の花束が家具になった…
…智
…今でも…愛しています
…ただ…あなたを思う事だけは…許してください…
俺は花の家具を見て泣いてしまった…
智にプレゼントされた日を思い出して…
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作者名：伽羅 | 作成日時：2021年5月29日 3時
