え? 調べたの? ページ43
ニノが家に相葉ちゃんを連れて来た…
潤も来ている
相葉ちゃんは大泣きしていた…
雅「翔ちゃん…探したんだよ?
もう…どこにも行かないでね…」
翔「…雅紀…顔見せて…」
雅「…翔ちゃん?」
翔「…最期になるかもしれないから…
顔…見せて…」
雅「…翔ちゃん! んな事言わないでよ!」
潤「翔さん…心臓の権威の医者見つけたんだ
一緒に行こうよ」
翔「え?」
和「予約してます、行きましょうか」
有無言わさずに車椅子を押す雅紀…
すると「エレ病院」の文字…
翔「ここは?」
潤「何でも治せるっていう評判の病院だよ」
翔「…本当かよっw」
和「まぁ〜行きましょうよ♪」
「櫻井さん、どうぞ」
翔「…はい」
診察室へついて行く雅紀たち…
「付き添い多いね♪
おいらエル・エレって言います
セカンドオピニオンで来たんですね?
拝見しますよ」
じっと俺の持って来た資料を見るエル先生…
エル「家は遠いみたいですね♪
ここの近くに空き家があります。
毎日通院するので、どうかな?♪」
翔「え?」
エル「ここでもう一度検査するの、毎日ね♪
通える? 無理でしょう?
ちさと! 通院患者用の家に案内して引っ越しも頼むよ♪」
ちさと「いいわよ♪ じゃあ今日引っ越しでいい?」
翔「息子の学校があるので引っ越しは…」
ちさと「◯◯学園ね、電車で2つよ♪」
翔「え?」
和「翔ちゃん引っ越ししましょうよ…」
潤「翔さん、お願いだよ」
雅「俺たちも手伝うから…ね?」
翔「蒼と相談しないと…無理だよ」
和「蒼くんはいいそうですよ♪」
翔「和也? 蒼に聞いたの?」
和「はいっw 通学が楽になるからいいんですって」
…そして俺は…病院のすぐ近くの一軒家へ引っ越しした…
買うか借りるか聞かれ…俺は購入したんだ
少しでも蒼に財産を残す為に…
いつ死ぬかわからない俺は…
蒼の為に遺産を少しでも多くしたかったんだ…
医者が見放した俺を治せるのか?
俺は…少しでも蒼の為に…
1日でも多く生きたかった…
藁をもすがる気持ちで…
この不思議な医師に任せたんだ…
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作者名:伽羅 | 作成日時:2021年5月29日 3時