言う通りだったよ… ページ33
雅紀「リーダーの言う通りだったよ…」
和也「記憶…なかったんですか?」
雅紀「うん…」
そうか…
潤「でも…記憶戻るんでしょう?」
うん…時間かかっても…戻るよ…きっと…
雅紀「でも…リーダーから聞いててよかったかも…
知らないで行ったらショックだったよ…」
みんな帰って行って…俺1人に…
翔…
思い出すよね…
俺は…ショックを隠して翔の見舞いに行く…
コンコン♪
「はい?」
こんにちは♪
「…大野さん…でしたよね…?」
うん♪
どうしたの?
「大野さんの名前…
なんか…聞き覚えがありそうで…
僕とどんな関係なんですか?」
俺と翔は…幼なじみで仕事仲間で…
俺と交際して一緒に住んでいたんだよ…
「僕と交際していた…?」
うん…婚約しようとして…いろいろあって…
発作を起こしたんだよ…
「えっ?
僕と交際していて…婚約しようとしたって?」
うん…でも…断られたよ…
身体の事があってね…
完治するまで婚約…結婚はしないって
でも…眠ってる間に特効薬ができてね…
その薬を投与して完治したんだよ
「そうなの?」
うん…そのうち思い出すよ♪
俺は…記憶がなくても翔を愛してるからね♪
「…大野さん…」
長居はまだツラいよね?
そろそろ帰るよ
「あの…」
ん?
「僕の日記とかアルバムありますか?」
日記…ああ…スケジュール帳を日記代わりにしてたなぁ…
持って来ようか?
「おねがいします
少しでも思い出したいんです」
いいよ♪
探して持って来るからね♪
「ありがとうございます」
んじゃ、ゆっくり回復してね♪
「はい」
アルバムはすぐに見つかるけど…
日記は…書斎かぁ〜
足の踏み場もないのに…
掃除ついでに日記を探すかぁ〜
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作者名:伽羅 | 作成日時:2022年1月20日 9時