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実家へ ページ6
実家へ帰ると誕生日の用意がしてあった
家族からおめでとうと言われ
誕生日を祝ってくれた
そして…来年の誕生日の準備に入った
着物を作る為に身体の寸法を調べる…
足のサイズとかすべてだ…
そして…伊勢の親戚に教えるんだ…
伊勢の親戚が来年の準備をする…
準備には１年かかるそうだ…
俺はこれから髪が切れなくなった…
髭は剃ってもいいけど…
髪はダメらしい…
俺はおもいきって短くしていた
今日から１年は髪が切れないからね…
イヤだイヤだと思いながらも…
準備は進むし…時間も進む…
自分のマンションへ帰り…
ぼぉ〜っとしていたらチャイムが鳴った
玄関へ行くと…きみが立っていた…
急いでドアを開けると…
「これ、個人的にプレゼント♪
レッスンとか部屋着に使えるでしょう？」
ありがとう！
家に入る？
「…いいの？」
ここまで来て追い返せないでしょう？
「ハハハw そうだね♪
じゃ遠慮なくお邪魔するね♪」
どうぞ、いらっしゃい♪
「考えたら…初めて大野くんの部屋に来たよ…」
珈琲でいい？
「うん、お構い無く…」
珈琲だけだよ♪ どうぞ♪
「ありがとうね♪」
なにもないけどゆっくりしていってよ♪
「いいの？ 明日オフで…泊まってもいい？」
いいけど？
俺も明日オフだよ♪
どっか遊びに行く？
「行く！」
着替え用意するからね？
風呂に入れば？
「マジでいいの？」
泊まるんでしょう？
「うん…じゃ遠慮なくお風呂入るね♪」
どうぞ♪
少しでもいい…
きみとの思い出が…ほしいんだ…
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作者名：伽羅 | 作成日時：2021年11月8日 18時
