愛してます…9 ページ9
潤「お邪魔しますよ♪
…翔さん…足の踏み場がないけど…」
雅紀「先に…掃除だね?」
「だから言ったじゃんか!
尋常じゃないほど散らかってるって!
オフの明日に掃除する予定だったの!」
潤「まぁ…想定内だね… 冷蔵庫に入れてよ
とりあえず洗濯物は脱衣室に持って行くか?」
雅紀「ゴミ袋買っといてよかったねぇ〜
はい、ゴミ集めようか♪」
潤「洗濯しちゃうよ?」
「いいよ! 俺がするから」
潤「いいよ、やるからゴミ片付けようよ♪」
「うん…」
雅紀「雑誌は纏めて置くよ?」
「うん、ありがとう」
潤「寝室はいいの? ついでに掃除するけど」
「え? 寝室はいいよ! 俺がやるからね!」
潤「…翔さん?
この絵って…このタッチは…大野さんの絵…?」
「ああ…一昨年の誕生日にくれたんだよ…」
雅紀「見せて… この絵…スゴくいい絵だよ!」
潤「小さいけどね…いい絵だよ…
大野さんねぇ〜
描いてくれって言ってもなかなか描いてくれないのにねぇ〜
誕生日プレゼントねえ〜」
「もういいだろ?」
雅紀「松潤は描いてもらった?」
潤「いいや、描いてくれないもん…
あんなに言ってんのにねえ〜」
雅紀「俺もそうなんだよねえ〜」
潤「ん? この絵…おかしいよ?」
「え?」
潤「額が…浮いてる?
外すよ?」
「うん…」
雅紀「これって…」
『櫻井翔様、誕生日おめでとうございます。
これからも仲良く仕事をしましょうね
大野智』
「大野さんからの手紙…俺…気がついてなかった」
潤「よくよく見ないとわかんないよ…
俺もなんとなくだったから…」
雅紀「リーダーも人が悪いよ…
額縁の裏に手紙なんて…
直接渡せばいいのにねぇ♪」
「…うん…」
潤「照れ隠しじゃないの?
好きな相手の誕生日だしなぁ♪
大野さんって、案外不器用かもしれないね♪」
「え? 好きな相手って…?」
雅紀「リーダーねぇ
翔ちゃんが好きなんだって♪
俺にそう言ったもんね♪
翔ちゃんもリーダーの事が好きだって
言ったよね?♪」
「え? 言ってないよ!」
雅紀「言ったよ?
ベロベロに酔ってね♪
酔えば本性が出るからね♪」
潤「相葉さんもニノも俺も知ってるんだよ
翔さんが大野さんの事好きなんだって
大野さんも翔さんの事好きなんだって」
「え…? ウソだよ〜 ウソに…決まってるよ…」
大野さんが俺を好きだなんて…ウソだよ…
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作者名:伽羅 | 作成日時:2021年9月3日 15時