最後の魔物だ… ページ48
あいつが最後の魔物？
「みたいだね…」
周りは魔物も…結構いるねぇ…
「ああ…どうする？」
ラファエル『策はあるんですか？』
あるのは…あるけどねぇ…
「ラファエルさん…シールドはきっちりして下さい
なにがあっても…動かないようにお願いします」
んじゃ、翔…攻撃と援護を頼む…
「了解♪
周りの雑魚は俺が倒せばいいんだよね？」
ああ…雑魚がいなくなったら、一緒にな…
「わかった…じゃあ始める？」
始めようか…
翔が周りの魔物を次々に倒す…
俺も一緒に周りの魔物を次々と倒す…
『おのれ…我を倒すつもりか！』
だと…したら？
『おのれ…天使の分際で…我を倒すと言うのか！』
「封印の仕方を知らないからねぇ…
倒すしかないんだよ！」
『そう簡単に倒せると思うな！』
そうかい！
双方の魔力が爆発する…
俺は澪の援護をしつつ攻撃をする
数時間の攻防の末に…最後の魔物を倒した…
『この我が…天使に敗れるとは…
魔王よ…この怨みを…晴らしてくれ………！』
魔王は…あんたの望みは聞きはしない…
今は、天界と魔界の戦争なんて…ないんだよ！
『…魔王よ…我の望みを…………グフッ！』
「澪…大丈夫？」
ああ…怪我はないよ？
翔は…大丈夫か？
「ああ…怪我はないよ…
さすがに強かったね…」
ああ…みんな帰して正解だったね…
ラファエル『大丈夫ですか？』
ああ…かすり傷１つもないよ♪
んじゃ、戦利品を持って帰ろうか？
「だね…
しかし…倒した魔物の戦利品が…アメジストとはね」
ああ…悪魔や魔物は死んだらアメジストになるの？
ラファエル『ええ… 天使は水晶になりますから』
俺達も？
ラファエル『これは天界魔界で生まれた者だけで
地上生まれは関係ありませんよ…』
「へぇ〜不思議だね？」
ああ…
さぁ！ 後はミカエル様の仕事だ！
ミカエル様に報告して帰ろうか？
「そうだね♪ 藍と颯が待ってるからね♪」
大量の小さなアメジストと
１０個の大きなアメジストを持って
ミカエル様に報告した
天界にしばらくいるように言われた…
いったいなにを考えているんだ？
魔物退治で疲れてしまい…
用意された部屋で翔と一緒に眠ってしまった…
藍と颯の元に帰りたいが…
翔と俺は…睡魔には勝てなかったんだ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伽羅 | 作成日時：2021年8月29日 1時
