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Aside
"Aちゃん"
そう呼ばれたせいで、顔だけでなく全身が熱くなるのがわかった。
まさか坂田さんに名前を呼んでもらえる日がくるなんて……ガチ恋だった私が聞いたら、飛び跳ねて喜ぶだろうな。
いや、喜んでる場合じゃないや。発狂してるね。
「あれ、顔真っ赤やん、大丈夫？」
「だ、大丈夫です、えっと、中、入ってください」
表情が緩みそうなのをなんとかこらえながら坂田さんをリビングへ案内すると、千羅くんとは違う足音が後ろから聞こえてくる。
坂田さんが私の後ろを歩いてるとかそれだけで手汗出てきた、どうしよう私挙動不審じゃないかな、大丈夫かな……？
「千羅くんはお仕事中なので帰ってくるまでもう少しかかると思います……さ、先にご飯食べますか？用意させていただいてます」
「Aちゃんって、今何歳なん？」
私の質問を思いっきり無視した問いに驚きながらも、たどたどしく「25…です」と答える。
私今坂田さんと会話してる、明日死んじゃうのかも。
「年下かぁ！でも俺そういうの気にせぇへんから、その堅苦しい敬語やめへん？もっと気楽に話そ」
「む、無理です」
坂田さんからの提案を、もげそうなくらいブンブンと首を振りながら断った。
坂田さん相手に敬語を外すだなんてそんなこと出来るわけない。全坂田家に刺されるし、それ以前に恐れ多いよ。
「なんでー？別にええやん」
坂田さんはマスクを外しながらそう言った。
うわー、ほんと綺麗なお顔してる。かっこいい。
お肌すべすべなんだろうな……待って今のすっごい気持ち悪い。
「その、私、坂田家……なので」
さすがに一時期ガチ恋でしたとは言えないのでそこは伏せておいた。
すると坂田さんは納得したような表情を見せる。
「そういえばセンラがそんなこと言っとったわ！
『俺の彼女、俺のこと好きなくせにセンラーじゃなくて坂田家なんよぉ、ほんまお前何してくれとるん〜？』って！！」
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響 - これからも頑張ってください！長文失礼しました。（続きです。初めてこんなにコメント書きました(笑)） (2022年3月2日 17時) (
レス) id: 7b474202c0 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 日替わりのほうで予告を見て読ませていただきました！語彙力ないのでうまく伝えられるかわかりませんが一つ一つのお話がしっかりしていて話の展開も全然急じゃないのに飽きなくてすっごくいい作品でした！個人的には番外編の志麻さんが出てくるお話が好きです（笑） (2022年3月2日 17時) (レス) @page44 id: 7b474202c0 (このIDを非表示/違反報告)
坂ちゃん(プロフ) - やばい。すげぇ似てる。私、恋人いるんですけど、坂田家なんです。その上恋人の好きな色は黄色... (2018年12月24日 11時) (レス) id: 2e3d2564c8 (このIDを非表示/違反報告)
せらてゃ - 全て読ませて頂きました！！小説読んでて初めて笑いましたwwおもしろいとこがたくさんあって笑っちゃいましたwもうかわいかったです！！これからも頑張ってください（＞＜） (2018年11月25日 1時) (レス) id: 838c277702 (このIDを非表示/違反報告)
ほわいとふぃっしゅ(プロフ) - つぼみさん» そのように言っていただけて本当に嬉しいです……。少し先になってしまうのですが、坂田さんの短編を書かせて頂きたいなとは思っているので、気長にお待ちください！！ (2018年10月29日 18時) (レス) id: b3ad7ee62f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほわいとふぃっしゅ | 作成日時：2018年9月8日 22時
