センパイ。【ヒロアカ】 (ページ10)

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放課後＿＿＿＿

『この英文は、こうなるから…こうなって…』

1人で静かな教室で勉強をしていたらガラッと音がした

『あ、轟くんだ。まだ寮に帰ってなかっただね』

轟｢あぁ、職員室に行ってた。…朝比奈は、何してるんだ？｣

『明後日やる英語のテスト勉強！！』

轟｢そうか、テスト勉強してるの偉いな｣

そう言いながら私の前の席(青山くんの席)の椅子に私と面向かうように座る

『轟くん？』

轟｢…見ててもいいか？｣

『うん、いいよ！！』

一緒に轟くんと勉強することになりました(？)

『この問題…どうやるんだっけ…』

轟｢この問題は、この文法を使うとできる｣

『あ…そっか！轟くん、ありがとう！』

轟｢おう｣

少し微笑むと頬杖をついて外を見る轟くん

赤と白の綺麗な髪の毛を風になびかせ光輝かせる

綺麗な目のオッドアイ

左頬にある火傷跡すら魅力的に見える

やっぱり綺麗な顔立ちしてるなぁ…

きっとこんなに綺麗な顔ならご両親も綺麗な顔立ちなんだろうな…

轟｢朝比奈？｣

ハッとし気づかずに轟くんの頬を触っていた手をバッとしまう

『あ……ご、ごめん！！！』

謝ると轟くんが私の手を握る

轟｢もっと…｣

『え？』

轟｢もっと触ってくれ…｣

『い、いいの？』

轟｢あぁ、朝比奈ならいいと思えたんだ。｣

『え、じゃあ…失礼します…』

恐る恐るさっきのように優しく頬を触ると気持ちよさそうに轟くんが微笑んだ

顔がお美しい…

この顔で何人もの人を落としてきたんだろう…

轟｢…朝比奈も可愛いぞ？｣

『え？！！』

両手で口を塞ぐ

『も、もしかして…聞こえてた…？』

轟｢あぁ…最初から最後まで｣

は、恥ずかしいぃぃ…！！！！もう私の馬鹿ぁぁ！！！

『…っ、、/////』

轟｢すげぇ顔赤いな｣

『ううう…轟くんが可愛いなんて言うから…っ、、、』

轟｢すまん、あまりにも可愛くていじめたくなった。｣

''あまりにも可愛くていじめたくなった''

『〜〜？！/////』

ボンッ！！と音をたたせ顔を真っ赤にする

『ちょ…っ、、轟くん！は、恥ずかしいから…っ、、/////』

ごめんとポンと次は、頭を撫でくるそれに照れた私を見てまた笑う轟くん