センパイ。【ヒロアカ】 (ページ9)

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いつも放課後は、心操くんと猫のたまり場の校舎裏でお話をしている。

でも大体は、私の相談話だ…笑

心｢クラスのやつに聞いたぞ、今日告白されたんだってな？しかも普通科一のやつに。｣

『あはは、まぁね…』

心｢それで？｣

『ん？』

心｢告白OKしたのか？｣

何を聞くのかと思ったら告白をOKしたのかと聞かれたから思わず笑ってしまった。

心｢そんなにおかしいか？｣

『うん、だって何を聞くかと思ったら告白の返事だと思わなくて…ふふ、』

心｢しょうがねぇだろ、気になったんだから…｣

『OKしてないよ。』

心｢…そうか、琴葉好きなやついるもんな｣

『うん！』

心操くんには、環先輩の事が好きということを教えてある

心｢ビッグ３の人だっけ？｣

『そうだよ、めっちゃ強いんだよ！！』

心｢そうなんだ。凄いなその先輩は…｣

俺と違って…とボソッと小さな震える声で言った心操くん

『心操くんも強いと思うよ？』

心｢え？｣

『個性って使い方次第で変わると思うの！！
それにさ、心操くんヒーローになるために頑張ってるじゃん大丈夫だよ！』

それに心操くんは、ヒーローっぽい性格してるし大丈夫！と言ったら｢フッなんだそれ…｣と笑った

良かった、笑ってくれた…

『あ、そろそろお昼休み終わるね』

心｢そうだな｣

『もっと話していたかったなぁ〜…』

心｢まぁ、明日もここで待ってるから来なよ｣

『うん！明日は、お菓子持って来るね！』

心｢あぁ、楽しみにしてる｣

お互いの手をグーにして合わせパンチをして別れる

『じゃ、こっちだから。またね！』

心｢じゃあな、頑張れよ｣

『うん、心操くんもね！』

心操くんに手を振りバイバイすると後ろからボソッと声が聞こえた

心｢琴葉、ありがとう…｣

その声に応えるように

『どういたしまして』

この声、届いてるといいな…