センパイ。【ヒロアカ】 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:858 hit

〇ページ2

『〜〜♪』

いつものように鼻歌を歌いながら窓から外を見る。

『あ、環先輩』

歌うのをやめて歩いている環先輩を眺める。

上｢まーた天喰先輩見てんの？｣

『ん？あ、爆豪派閥じゃん。おはよ〜』

切｢おはよ！｣

瀬｢おはようー、ていうかまだ爆豪派閥って呼んでるんだ笑笑｣

『うん、なんか爆豪派閥って言い方かっこよくない？』

切｢そうか？笑｣

『うん、かっこいいよって…あ！！』

環先輩を見ると私に気づいたのかこっちを向いて手を振ってくれた。

環先輩が私に手を…！？は、は、早く振らないとっ！

手を振り返すとニコリと笑ってまた前を見て歩き始めた。

『やばい…』

真っ赤になって暑くなった顔を手で仰ぐようにパタパタした。

上｢すっげぇ顔真っ赤だよ｣

爆｢茹でダコ。｣

｢｢｢ブッ…！！｣｣｣

『茹でダコじゃない！！…しょうがないじゃん、環先輩かっこいいんだもん、』

そうだよ、環先輩がカッコよすぎるのが悪いの…！

物｢あれれ？？なに琴葉の事、茹でダコって言っていじめてんの？？A組は、Ｂ組より強いのに？！あれれぇぇぇ？？？おっかしいなぁぁぁ？？！！！｣

後ろからＢ組ガチ勢物間寧人が来た。

切｢あ、物間じゃん｣

爆｢チッ、モノマネ野郎…｣

上｢なんで物間が？｣

物｢なぁぁに？！！僕はここにいちゃいけないってぇぇ？！酷いなぁぁぁ！！｣

あ、そうだ相澤先生に用があったんだ！

瀬呂くんに声をかけ、絡まれるとめんどいので寧人に気づかれないように静かに教室を出て職員室に向かう。

物｢僕は、琴葉の事が心配で心配でA組に来てあげたんだよ！！！！わかるかい？！！琴葉！！！｣

とバッと琴葉がいた方向をむくと琴葉いなくなっていた。

物｢はぁ！？琴葉は！！？｣

瀬｢相澤先生に用があるから行ってくるね、だとよ。｣

物｢はぁぁぁぁぁ？！！！！！！！｣