冗談 ページ27
「おはようございま〜す！」
「お、Aさん、今日は早いんだ」
「そんなに遅刻ばっかりしてられないですよ〜！」
カイジさんと挨拶を交わし、
バイトを始める。
「…それで、「アカギ」には会えたのか？」
窓を吹きながらカイジさんが問う。
「あっ、お陰様で…！」
「なんか、…その、返さなきゃいけないものって何だったんだ？」
口篭るカイジ。
「シャツです、アカギさんの！」
「はあ？」
「貸してくれたんです、雨で寒いだろって…」
「な、な……Aさん、アカギとどういう関係…
まさか…」
「そ、そんな変な関係じゃないですよ！？
ただの知り合い程度で……まあ、アカギさんがどう思ってるかは知りませんけど…」
顔を赤らめるAさん。
「……ふ、ふーん…」
アカギに惚れてるなんてすぐに分かった。
「Aさん、その、なんだ、
か、可愛いんだから気をつけろよ？！」
「へっ？」
その言葉を聞いて数秒後、一気に熱を帯びる顔。
「かっ、か、かわいい？！」
「し、声がでかいって！」
お客さんの視線が私に向かう。
「…すみませ…」
カイジさんはその後すぐにレジに入ってしまって、
私はただその言葉を頭の中で繰り返していた。
「…どういう意味なんですか、それ…」
変に勘違いしてしまう自分が居た。
呟きは届かない。
〜〜っ…！！
な〜にを言ってんだ、オレは！
まだ学生の子にあんな…！！
……けど、精一杯の想いだった。
Aさんは鈍いから、きっとただの忠告だと思ってんだろうけど……
っていうかそれでいいじゃねーか！！
学生相手に恋愛なんてオレはアホか！！
赤くなる顔を仰ぎ、想いを伏せる。
「……でも…」
そんな簡単に引き下がれるわけねえよな…
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戦犯にわか(プロフ) - ハピネスゾンビさん» 天さんももっと活躍させたいんですよね…！（笑）研修旅行ネタもお楽しみに…！:-)続編もできたのでよろしければどうぞ！ (2016年3月30日 11時) (
レス) id: 26c8f236c5 (このIDを非表示/違反報告)
ハピネスゾンビ(プロフ) - 戦犯にわかさん» 天さんあかんｗｗｗそしてちらつく研修旅行に既にワクワク...！ (2016年3月30日 10時) (レス) id: 8aead49c71 (このIDを非表示/違反報告)
戦犯にわか(プロフ) - ハピネスゾンビさん» ひいい…嬉しいお言葉…！！これからもちょくちょくイラスト載せようと思います…！ひろにはこれから頑張ってもらいますね！もちろんカイジにも…(小声) (2016年3月30日 0時) (レス) id: 26c8f236c5 (このIDを非表示/違反報告)
ハピネスゾンビ(プロフ) - ひろゆきに期待が高まる...。そしてイラスト拝見しました、絵画かと思った...これは想像しやすくてありがたい...！！！ (2016年3月30日 0時) (レス) id: 8aead49c71 (このIDを非表示/違反報告)
ハピネスゾンビ(プロフ) - 戦犯にわかさん» ってことは両思いワンチャンですかね？！？！あああもう続きが気になってしょーがない！！戦犯さんとこの小説に感謝です... (2016年3月29日 12時) (レス) id: 8aead49c71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：戦犯にわか | 作成日時：2016年3月24日 3時
