先輩と私！

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太陽「何変な顔してんの？」


A「変な、顔？」








松尾君が私に近づいてぶにっと頬を摘んだ








A「へ？」


太陽「めっちゃ悲しそう」


A「…」







目の前にある松尾君の顔


息を飲んで視線を返す








太陽「市川元気ないとちょっと寂しい」


A「寂しい？」


太陽「うそ、」


A「え？」


太陽「めっちゃ寂しい」







松尾君が笑うと自然と私も口元が緩む








太陽「市川が笑顔になるように、俺が慰める」



A「え？」


太陽「せやなぁ、甘いもんでも食べに行こか」


A「えっと」


太陽「今日暇？」


A「うん」


太陽「じゃ、決まりやな。」









松尾君はそう言うと私の手を掴んだ








A「え？！」







意外と、強引だった

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