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「松田くん！」
学校とは少し離れた駅で待ち合わせなんて、なんかドキドキするよね
「あのさ、俺下の名前で呼びたいんすけど…だめですか？」
「…俺のことも元太って呼んでほしいんですけど、」
カフェに入るなりそう伝えた自分は、本当に考えなしに発言してるなと心の中でうなだれる
「…じゃあ、元太くんも敬語やめてくれる？」
俺は意外と単純みたい。
めちゃくちゃ、きゅんきゅんしてる
「Aちゃん、かわいい」
「…え？」
片想い。
一目惚れなんて一生に何回もないから
絶対後悔なんてしたくなかった
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思ったより気を遣いすぎないで話せて
いい意味で先輩ぽくなくて 中身を知るたびもっと
知りたいって思った
驚いたのは誕生日、俺と1日違い
4月19日生まれの俺と20日生まれのAちゃん。
1日だけ同い年になれるんだ…ってなんかちょっとロマンチックじゃない？
1人でそんなことを考えてた
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夕暮れ時、ベンチにふたり。
目の前にはカップルがボートに乗って、桜の花びらの絨毯みたいな湖の上を楽しそうに移動してた
「元太くん、今日ありがと」
「俺こそ！来てくれてありがと。」
ふにゃって笑う顔が可愛くて
俺の顔が赤くなってるのが、鏡を見なくても分かった
「ねぇ、元太くん桜の花びら付いてるよ」
「え、」
彼女の左手が伸びてきて、髪の毛についた花びらを取ってくれた
散りかけてる桜の木すら綺麗で 夕方の暖かい春風に綺麗な黒髪がなびいてた
「…Aちゃんも、ついてる。」
「ほんと？」
鏡を鞄から出そうとする彼女の手を掴んで、
白いほっぺたに無意識にキスをしてた
「…元太くん」
なんて言って
顔が赤くなるから、ちょっとだけ期待して
「好きです。」
「もっとAちゃんのこと知りたい」
だめかな？ってダメ押ししたら、ちっちゃく頷くもんだから思わず抱きしめたくなった。
「もっと俺のこと知ってから、返事ちょうだい」
ほんとは今すぐ付き合いたいのに
1つ上の君に肩を並べたくて、少し背伸びをした
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ひなぴ(プロフ) - かあふさん» かあふ様、ありがとうございます！4人には拗らせさせすぎました（ ; ; ）笑 今日からちゃかげんsideはじまります〜！ (2021年3月9日 20時) (
レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - りのさん» りの様、ありがとうございます！ちゃかちゃんメインはまた書かせてもらう予定です(*´-`) (2021年3月9日 20時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
ひなぴ(プロフ) - マツタケさん» ありがとうございます（ ; ; ）マツタケさんの言葉、本当に好きです！いつも励ましてくれて支えられてます（ ; ; ） (2021年3月9日 20時) (レス) id: cf6051635c (このIDを非表示/違反報告)
かあふ - 完結おめでとうございます！！ 暫く松倉先輩ロスになりそうです…笑 切ないけど、きゅんきゅんしちゃうような素敵なお話でした(;;) 松田・宮近sideも楽しみにしてます〜〜！！！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: 5402d30f3a (このIDを非表示/違反報告)
りの - ちゃかちゃん主演の小説、フープピアス読んでみます！！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: f651d450df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなぴ
| 作成日時：2021年2月28日 0時
