Straightening back*160 ページ16
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ふっ、と意識が戻り、目を開けると外はほんのり明るくなっていた。
目の前には、京治の眠る顔があって、抱きしめられてる状態だとすぐに分かった。
そっか・・・私途中で意識トんだ。
なんかほんと申し訳ないです・・・はい・・・
ベッドサイドに置いてたスマホを手にして、時間を見ると４時半。
かなりの時間気を失ってたんだ・・・
というより寝てたんだよね・・・
京治の腕の中からするりと抜けて、起き上がると裸だった筈の私は服を来ていた。
ちゃんと、下着も・・・
来てきた服とは別に、多分・・・京治の服なんだと思う、ぶかぶかだから・・・
赤「んっ・・・あれ、A・・・」
貴「あ、京治・・・おはよ・・・その、ごめん・・・」
赤「・・・？あー・・・途中でイッた瞬間気失って寝ちゃったこと？」
貴「っ・・・！！！あ、そのっ・・・」
眠たい目を擦りながら、起きていた私に気づいたのか京治も目が覚める。
からかう様にそう言うと、京治は「ははっ」と笑って私を抱き寄せる。
ん・・・京治の匂い好きだなぁ・・・
赤「腰、痛くない？大丈夫・・・？」
貴「ん、大丈夫・・・」
赤「そっか。服、皺が付くといけないから俺の着せたけど・・・だるんだるんだ・・・
そりゃそうか・・・まぁ、風邪ひかないだけマシだよな・・・」
貴「その、後処理とか・・・全部京治がしてくれた、の・・・？」
赤「ん、まぁね。大丈夫、母さんにはバレないようにしとくから。
っと、そろそろ準備して家帰ったほうがいいんじゃない？」
そう言われて、はっとなり着てきた服に着替える。
なんか落ち着かないというか、ちょっと照れくさいかも・・・
京治と、付き合って半年・・・？だけど、まだ私には早かったのかもしれない・・・
でも、京治がなんだかいつもよりもご機嫌みたいだし、いっか！
赤「A、行くよ」
貴「ん、はぁい・・・あっ！！」
玄関を出て外に出ると、冷たい風が当たる。
私は思い出したように京治の腕を引いて、ちゅっとキスをする。
ぎゅーっと抱きついては、上を向いて一言。
“改めて、生まれてきてくれて、私と出逢ってくれてありがとう。
誕生日おめでとう！！京治！！”
そう言って笑った。
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ネギまぐろ - もう1話から徹夜で読みきってやりましたよ.....。ということで、夜更かしして(現在am.2:5)、このすんばらスィ〜作品を読ませていただきました！区切りの部分に載っている赤葦と夢主ちゃんのシルエットがとてもカッコよかったです！ (2016年4月16日 2時) (
レス) id: 327c9df53d (このIDを非表示/違反報告)
凜叶 - とってもいい話でした！これからも頑張ってください｡応援しています(о´∀`о)ノ (2016年1月7日 15時) (レス) id: 02a91fe549 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦様命 - 最初はエロいななんて思ってたけど泣けますねあと、赤葦様はカッコいいですね(*´Д｀) (2015年12月25日 21時) (レス) id: cc9f6016f7 (このIDを非表示/違反報告)
ラテス - はい！これ泣けました。特に赤葦と夢主が距離おいていた時の木葉の優しさったらもう！千葉さんと赤葦が二人で話してる時だいたい泣いていました。 見てるの夜中でよかったぁー。 (家族に気付かれたらなんかヤバそう) (2015年11月8日 20時) (レス) id: 1ea07c2ec4 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ - 最初から見ました！こうゆう小説が好きなので、楽しんで読めました！完結おめでとうございます！ (2015年5月26日 11時) (レス) id: af0b1cd4b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこきゃらめる | 作成日時：2015年3月16日 21時
