幽霊の彼と障害者の私は愛し合っている【nqrse】【歌い手】

9幽霊 ページ11

次の日目を覚ますと成瀬くんは、ちゃんと部屋で眠っていた。



昨日みたいに居なくなってると不安になるから居てくれて良かった。









初めてあった時はこんなに仲良くなると思わなかったのにな……

成瀬くんは私の部屋にあるソファの上で寝ている。




成瀬くんに近ずいてふわふわな髪の毛を撫でようと手を伸ばすけど…


ｶｽｯ


実際に触ることは出来ない。








綺麗な黒髪は1部分ピンクに染められている。いつもの彼を見ていると“カッコイイ”と思うのに、、眠っている彼を見ると“可愛い”って不意に思ってしまう。


昨日色々聞いたけど……成瀬くんは幽霊になって相当苦しんだと思う。





亡くなったのは2年前だし。親御さんとかに会って話したいとも思ったと思う。

でも、それが叶わないっていうのは辛かっただろうな。私が救いたいって思っても、、、実際に触れることすら出来ない彼を救うことが出来るんだろうか…。



ましてや、こんな障害者の私なんかが。






＿＿＿＿＿＿＿＿

しばらくして私が朝ごはんを食べ、部屋に戻ると



な「ふぁぁあ……」


あくびをしている成瀬くん。


『おはよ、成瀬くん』

な「おはよーA。」


『今日はどうする？どっか出掛ける？それともゴロゴロする？』



な「俺は別にAと一緒に居れるならどこでもいーけど？」



えｯ…////


『じゃあこのまま家にいよっか』



さっきの成瀬くんの自然の口から出ていた言葉に頭の中では物凄い照れたけど、、平然を保ってそう返した。


なんか、、、胸がドキドキする感じ……



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更新遅れてすいません…。

この物語ここからいよいよ本編に入るような感じです。
更新はなるべく週1ペースでやりたいと思ってます。更新遅くなるかもしれませんが、待っていてください!!

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