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村「どうやった？」
「もう・・素晴らしすぎて・・」
言葉にならない、ってこういうことなんだと思った。
衣装も照明もセットも無いのに、皆さんがとても輝いていて、眩しくて。
やばい、泣きそう・・
「本当に凄かったです、うぅ・・」
渋「いや泣いてるやん！」
横「ズッコケ男道で泣けるなんて珍しい子やなぁ(笑)」
「いやいや、あんな有名な曲を目の前でご本人に・・うぅ・・」
村「いつまで泣くねん！(笑)」
安「せやで〜？(笑)」
大「Aちゃん、」
呼ばれて顔を上げると、わたしの頭を優しく撫でてくれる、大きな手。
大「そんな泣くなやぁ(笑)」
「いや、だって・・」
大「聴いてもらえてよかった、ありがとうな」
涙でぼやけた視界から、大倉さんの笑顔が見えて、私もつられて笑顔になる。
大「うん、やっぱ笑ってる方が可愛いで？」
「・・そんなことはないです」
丸「喜んでもらえて嬉しいなぁ♪」
「いや、ほんと職権乱用ですね(笑)」
こんなこと、もう2度とないだろうから。
皆さんのマネージャーとして現場に来るのも、こうやって演奏を間近で聴かせてもらうことも。
村「おし、じゃあこの調子でどんどんやるでー！」
胸に込み上げる気持ちを必死に抑えながら、ただただ皆さんの姿を見つめていた。
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作者名：Seno | 作成日時：2017年8月13日 1時
