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「やばい、超疲れた・・」
慣れない現場に加え、新人マネージャー3人となるとドタバタで。
なんとか撮影を終えて移動して、今はアルバムの打ち合わせらしい。
不在のマネージャーのためにも、話し合いの内容をその場でササっとメモを取る。
メンバーの皆さんが積極的に意見を出してて、バラエティでの一面とは違った、アーティストとしての姿がとても印象的で。
レコード会社のディレクターさん達が退室した後もしばらく話し合いを続ける皆さん。
・・ん、この話の流れだとスタジオの予約取っておいた方がいいのかな?
「竹内くん、皆さんの話の内容メモしておいて」
竹「あ、はい分かりました」
一旦退出して、この近くの貸しスタジオに連絡して、予約を取る。
戻ると、ちょうど話がまとまったみたいで、皆さんが立ち上がっていた。
村「悪いんやけど、今から使えるスタジオとかって探せたりする?」
「あ、それならもう予約したので、今からすぐ向かえますよ」
丸「ほんまに!?流石やなぁ〜」
ナビで設置しなくても覚えている道順。
約二年前まで、よくそのスタジオに行っていたから。
「じゃ、車出しまーす」
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作者名:Seno | 作成日時:2017年8月13日 1時