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第三話 立て籠もり ページ4
ー数分前 杯戸デパート店内
燕：「あったあった！新しい口紅♪やっと見つけた〜＾＾」
美鶴：「私は、化粧水を買おうっと・・・。ちょうど切れたし。」
私と燕は、デパート内にある化粧品店に立ち寄り、買い物を楽しんでいた。
こうしてみると、やっぱりこんな休日は楽しいもんだわ。
会計を済ませ、次の店へ行こうとした時だった。
ドーン！ドーン！
楽しい雰囲気のデパート内に明らかに似合わない音が響いた。
銃声！？
音の反響からすると、このフロアか！
美鶴：「・・・燕。行ける？」
燕：「いつでも行けるよ！私は“飛燕姫”だからね♪」
お互いの顔を見つめ合い、それぞれ分かれて行動を開始したー。
犯人１：「静かにしろ！こいつの命が惜しかったら、仲間の釈放を
しろと警察に伝えろ！」
10人程の犯人グループの一人ーリーダー格の男が女子高生風の
少女に銃を押し付けていた。
全員フロアの出入り口を固め、客も店員も人質にしたのか・・・。
まあ、立て籠もりは全員人質にするのが、普通みたいだけど。
美鶴：「結構ハードな展開だね・・・。たまの休日ぐらいゆっくり
させてよね！」
小声でつぶやきながら、キャップを頭に被せた。
犯人に顔を見られないように。
さて、どう動くのかしらー
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作者名：姫百合（プロフ） | 作成日時：2016年9月13日 21時
