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第十三話 再会後の余韻 ページ14
安室目線
最後のあれが目的じゃないのか・・・？
以前、組織から『ノック』−スパイの疑いをキールとともにかけられ、
危うく処刑されるところまで追い詰められたことがある・・・。
安室：「あまり目立つことができないな・・・風見たちとの連絡も
少し減らしたほうが良いかもな・・・」
「それにしても」と俺は先ほどの女ー美鶴を思い出していた。
あいつとあそこで会うとは偶然だったのだろうか・・・
もしそうでないなら、あそこで何をしていたんだ？
友人と買い物に来ていたようだが・・・
安室：「・・・あいつの電番、変わってないだろうか？
あの日から一度もかけてないから・・・」
いずれにせよ、確かめるのは後日だ。
今は滞っていた組織への報告が先決だからだ。
安室：「何か・・・“あいつ”に会ったら、本来の俺に戻れそうで
嬉しいような怖いような・・・」
あいつの笑顔・・・久しぶりに見れたな。
元気そうで何よりだ・・・
ー再会後の余韻を味わいながらも、俺は車を出した
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作者名：姫百合（プロフ） | 作成日時：2016年9月13日 21時
