22話 ページ24
貴「うん、おっけ〜！
無理やり行くね！よっしゃー！帰るぞみんな！
これで終わらせよう。」
八・光「うわっ！」
二人の手を引っ張る。
下は地面のはずなのに
落ちる
落ちる
墜ちる
叶華「私達を、現実世界に戻して。
代償、私の命。」
くるっと、世界が一転する。
浮く
浮く
浮く
叶華「八尋ちゃんは普のこと、好きなんでしょ？」
ぶわっ。
と、赤くなった顔が
私を落としていく。
せんせ。
これだよ。
私が言ってた、誰かのために力を使うかもしれないって。
すぅ・・・。
と、息を吸う。
叶華「柚木普。もとい、七不思議が七番の事を人間に戻し
幸せに暮らす事
そして、八尋寧々に命を与える。
代償、叶華。」
これでいい。
このまま私がどうなっちゃうかはわかんない。
七不思議に七番がなくなっちゃうのがダメだから、
私が代わりになるのかな？
普に伝えたかった。
好きだったんだよって。
ずっと前から。
好きだった。って。
そんなこと言っても、普は私のこと
見てくれないんだろうな。
せめて、七不思議のみんなとは楽しくやりたいな。
土籠、帰ったら
「バカだな。」
って言ってくるだろうな。
いろんなことが頭に浮かんでは消える。
私の、最後の願い。
普、
貴方は何も知らないままでいて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
採奈 栗 - ありがとーwww (2018年12月28日 16時) (
レス) id: a76e7c0385 (このIDを非表示/違反報告)
優真 - 栗ちゃん書き方上手だね！ (2018年12月28日 11時) (レス) id: 8a7525922a (このIDを非表示/違反報告)
丘本奏 - りっちゃん誤字の指摘ありがとうございます... (2018年12月21日 13時) (レス) id: 58289d69e6 (このIDを非表示/違反報告)
採奈 栗 - いえいえ〜、これからもよろしくねー。 (2018年12月20日 22時) (レス) id: e457ec6f5a (このIDを非表示/違反報告)
丘本奏 - 宣伝してくれてありがとうございますどうもおかもとかなでです (2018年12月20日 18時) (レス) id: 58289d69e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：採奈 栗 | 作成日時：2018年9月28日 19時
