京都の海賊【セン.ラ】

番外編 ページ26

「さあ、正月だああああああああああああ」

「うるさい、坂田」

さあさあ、ついに2018年になりましたぜええええええ

「ねえ、この世界に正月なんてあるの？」

「うらたん、めたい」

「撮影中じゃないからあるんじゃない？」

「まーしーの言う通りだろ！！」

「坂田、うるさい」

まあまあ、今回も世界観ガン無視してお正月だな
このまえクリスマス書いたところなのにね

「正月って何やんの？」

「…」

正月は正月」だけどいざ何かをやろうと思うとなかなか出てこなくて
頭を抱えて考えていると

「正月は、着物だろ」

まーしーは、あのヲタクのような笑みを浮かべていた
マジでこれが漫画とかだったらみせらんないよ

「さーかた」

「お？！ この声は」

俺にはわかるぞこの声の主が！！
声の先にいたのは…

「やっぱ、Aだああああ！」

「え、」

なんか、悲しい気持ちに襲われた
「え」って言われた
なんか、若干嫌な顔された

「…」

もう、俺のメンタル崩れ落ちた
ガラガラと音をたてて

「ゴニョゴニョ」

なんか、センラがAに話しかけてる
どーせ、

「坂田に近づかん方がええやろ」
とかいってるよ
もおおおおおおおっ
さかたん泣いちゃう！！






「坂田、明けましておめでと」





「今年も、、、大好き」

少し顔を赤くして俺の手を握った

俺は躊躇いもなく抱きついた


「？！」

「俺もだーいすき」


そう言ってあげたのだった


センラに怒られたのは言うまでもない

でも、まーしーがしばらく寝込むらしい
いったい何があったか聞いてみたら

「100%お前のせい」

と言われた



ーーーーーーーーー
「大好きとか行ってあげな」


「でも！ Aは俺の彼女ってこと忘れんとってや」

そう言って背中を押した

でも、坂田が抱きつくなんて思ってなかったから
少しムカついて志麻くんの背中を叩きました

志麻くんは飛んでいきました



「おぼえとってや、坂田殴るで？」



この後めっちゃ坂田に怒った
この後志摩くんは寝込んだ

22話《ボクの世界》→←番外編

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す