京都の海賊【セン.ラ】

11話《再び空に海に》 ページ12

「また、冒険しようぜ！！」

そう坂田さんは言った


｢海賊、、?!｣

また私は思ってもいない事を言ってしまった

今日の私はなんか変だ、なぜか分からないけど


「なっつー、メンバーがそろったー！！」

志麻さんは船を駆け回った


「ここは？」

船と言うことは分かっているけど、いったいここは？


「幽霊船さ！俺が魔法で作ったんだー」

そう言って坂田さんはニコニコ笑う


「俺も手伝ったけどなー」


ジャンピング坂田しばきを綺麗にかますうらたさん


「いったーっ！！わかってるって！！」


涙目になって頭をおさえる坂田さん


「うらたさん、志麻さん、坂田さん、センラさん」

「ん？、うらた、志麻、坂田、センラでいいよ？」


私が言ったことを訂正してくれる志麻さん、
じゃなくて志麻


ところでセンラか言っていた“あの人”が気になる



「うわああああ！志麻君志麻君！！」

突然奥の部屋でセンラが叫んだ


「どうしたセンラ？！」


慌てて私も志麻と一緒に駆けつけた



そこに見えた風景は、、、



「っ？！何これ、、、」


航路図が無残に破かれていた





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