千の夜をこえて (ページ4)

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ep.4 ページ4

〜

碧「ただいまぁー」

母「おかえり！ご飯出来てるよ！」

父「先にお風呂はいりなさい笑」

碧「はい笑」

〜

『はい』

碧「お？なんでこれを？」

『女の人から返しといてって頼まれたの』

碧「あー」

『お兄ちゃんのこと好きなんじゃない？』

碧「さあー」

『てか、あーやって手を振るのもやめて』

碧「何でよ」

『お兄ちゃんの妹ってバレたくないの』

碧「…」

ｰ次の日-

「3年生の金城さんじゃない？」

「可愛い〜」

金城「あ！いた！Aちゃん！」

『…』

金城「今日放課後空いてたりする？」

『帰ります』

金城「一緒にこれ行かない？！」

〜

周りの目は確かにこっちを向いてる

そりゃそうだよ

可愛い人と私が一緒にいるんだから

金城「んー美味しい！」

『…あの、何で私と？』

金城「Aちゃんと仲良くなりたいって思って！」

『お兄ちゃんですか？』

金城「まあ笑碧くんってどんな人？」

『サッカーバカです』

金城「それは私でも見てわかる笑その…好きな人とか…」

『さぁ…。わかんないです。サッカーばっかりやってるし』

金城「よかった…。碧くんと付き合えなくてもいいの。近くで碧くんを見てたいそれだけ」

＂碧のサッカーしてる姿が好きなの＂

金城「試合とかもさよかったら一緒に見に行こうよ！」

『いや…私は…』

金城「行こう！」

この人は、きっと違う