015.※誤字修正しました ページ16
あの吼えメールの件から数日。
僕ら三人は、それなりに学校生活を送っている。そう、それなりに。
ハリーは歩けば英雄英雄と囁かれるし、ロンは英雄の隣にいる奴認定されて少し気に食わなさそうにしているし、僕はグリフィンドールの寮生以外から遠巻きにされている。
＿＿＿だがまぁ、直接的被害とかはないし。平和だ。僕にとって周りはただただめんどくさいものなだけなのだから。
「Mr.ロウェージス!今、私の説明を聞いていましたか?」
……あ、そうだ。
今は変身術の授業だったことを忘れていた。
いいえ、と首を横に振ると、マグゴナガル先生は眉を吊り上げた。あ、これは不味い。
「______出て行きなさい。私は最初に申した筈ですよ、いい加減な態度をとる生徒には出ていってもらうと。…………ロウェージス、“しっかり”反省なさい。そうしたら、二度とクラスに入れないのだけは免除します。」
そう厳格な顔をして、マグゴナガル先生は僕に教室から出るように促す。
今のは完全に考え事をしていた僕が悪いので、反論も何も出来ない。というかするつもりもない。
ただ、二度とクラスに入れない罰則は免除してくれるそうなので、そこは滅多に見れない寮官の優しさなのだろうか。__否、僕がしっかり反省したらの話だけれど。
隣に座っているハリー、そのハリーの横に座っているロンが不安そうにこちらを伺う。僕はひらりと手を振り、
「また後でね。」と言って、さっさと荷物を持って教室を出た。
さて、これからどうしようか。
談話室に戻るのも良いけど、もし上級生に何があったのか聞かれたらめんどくさい。特にフレッドとジョージがいたなら、根掘り葉掘り聞かれるだろう。
なら、ホグワーツを探検でもしてみようかな。
そう思い、人気のない廊下を歩く。
思えば此処に来てから一人でいるなんて珍しい。ロンとハリーがいたから、何だかさみし…くはないけど、何だか違和感。慣れ始めてきたっていうことかな。
そんなことを考えながら、曲がり角を曲がった瞬間
「………うわっ!?」
「＿＿＿へ、」
僕と誰かが、衝突した。
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ヴィンセント・ヴァンクール - はわわ(о´∀`о)とっても面白かったです…/// (11月10日 21時) (
レス) @page18 id: 0ffcd0578b (このIDを非表示/違反報告)
紙様 - めちゃくちゃ面白いです！！！！更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2019年11月8日 6時) (レス) id: 8c73967388 (このIDを非表示/違反報告)
千日紅(プロフ) - 桜(。・ω・。)華さん» ありがとうございます!!ドラコ可愛いですよね〜、萌えて頂けたならとても嬉しいです!!(´∀`*)更新頑張ります!! (2018年11月25日 23時) (レス) id: bb81d78b25 (このIDを非表示/違反報告)
桜(。・ω・。)華(プロフ) - めっちゃ、ドラコ君好きなんで萌えました！続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2018年11月25日 23時) (レス) id: e20fc75ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千日紅 | 作成日時：2018年11月23日 1時
