-アノコト ページ3
高校1年生の1月
今日はバトミントンの大会だ。
私はもちろん双子の楓とダブルスで優勝を目指す。今日の大会は県の大会なのでなにかをやらかさない限り、優勝できるだろう。強いて言うなら私の腕、最近途端に力が入んなくなる。しかし私にそんなことを言っている暇など無い。
「かえでぇーーー起きて！朝ごはんたべよ！」
ｶｴﾃﾞ「ﾝーーーーーーまだ寝たァい。お腹すいてない。。」
「朝ごはん食べないと脳が働かないんだよ！」
ｶｴﾃﾞ「わかったよぉーもうおきるぅぅぅぅー」
楓は朝に弱い。双子ってあんまり姉とか妹とかあんまり変わらないのだが、こういう時私はしっかり姉の役目を果たしている。毎朝楓を起こすのが私のルーティーンだ。
そしてお母さんと楓とご飯を食べはじめる。
お父さんはテレビを見ながらソファーに座り、新聞を読んでいる。
ﾊﾊ「いい？A、楓、今回の大会は県よ。あなた達の実力なら負けるはずが無い。それは分かっているわよね？」
ﾁﾁ「当たり前だろ。まだ1年生だが、青南大のスカウトマンがきっとお前達の試合を見ている。ここで負けたら推薦はないと思え。」
楓「はい！お父さん」
「はい！お父さん」
そんなの分かってる。どれだけ必死に練習したか。どれだけ努力してきたか。
学校の体育館が使える時間まで2人で走り込み、そして学校帰りの電車では大会であたると予想される選手の特徴を捉え、計画を練る。双子はずっと一緒にいるのでこれができる。
それが私達の強みだ。
私達は他の選手が背負っているプレッシャーとは比べ物にならないくらいのプレッシャーを背負っている。しかし、これを今まで乗り越えて来れたのも楓がいたからだ。
個人の成績は私の優勝回数と楓の優勝回数はほぼ一緒。毎回比べられるが、私は双子で生まれてきて嫌なんて1度も思ったことがない。
これからもそうやって楓と協力して辛いことも楽しいことも分け合って生きていける
そう思っていたのに…
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青リンゴ(プロフ) - ありがとうございます！国語が大の苦手なので文がおかしいことが多々あると思うのですがこれからも見てくださると嬉しいです！ (2021年7月20日 15時) (
レス) id: 3bb3c5b480 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！フラグの外し忘れは誰にでもあるミスなので気にしないでくださいね！低評価は気にせず、青リンゴさんのペースでゆっくり更新していってくださいね (2021年7月19日 9時) (レス) id: 8e4c94dbec (このIDを非表示/違反報告)
青リンゴ(プロフ) - 教えて頂き、ありがとうございます。初めてのことで細かいところをしっかり見れていなかった自分の責任です。今外しました。教えて頂き心から感謝しております。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 3bb3c5b480 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青リンゴ | 作成日時：2021年7月18日 13時
