-始業式 ページ1
今日から3年生。今日は始業式
私は龍海学園に通うごく普通の3年生。
と言いたいとこだが私は決して普通ではない。親にも失望され、ずっと一緒で信じてくれていた双子の妹も自分から避けていきもう信じてくれる人なんているわけが無い。
ｶｴﾃﾞ「A、おはよう、」
「はよ」
ｶｴﾃﾞ「今日一緒に学校行かない？」
「ごめん1人で行きたい」
ほらまたやった。何も悪くない楓をなぜこうして自分から離してしまうのか。
また後悔しながら学校に向かう。
「あ、遼」
ﾘｮｳ「Aか、また暗い顔してそのバカっ面がさらにバカに見えるからやめておけ笑」
「うるさい」
藤井遼、龍海学園で理系トップだ。私は遼に救われた。口は悪いし性格も悪いけど、結構イイヤツ。色々あった私に勉強を教えてくれたのも遼だ。そのおかげで私は今学年3位程。遼には本当に感謝している。
(コンビニ前)
ｾﾄ「よっ！A？元気ないなぁー」
「なに？用ないなら話しかけて来ないでよ」
ｾﾄ「お前の妹万引きしようとしてるけど？」
え？！楓が万引き？？そんなことするような子じゃないはず。
けど私には関係のない事だから。
「あっそ、私に関係ないし、勝手にすれば？」
ｾﾄ「……、そんな言い方n…。」
瀬戸 輝、アノコトがあってからあんまり話さない。まぁ私から離れていってるだけだけど。きっとみんな私に気を使ってる。あ、アノコトについてはいつかちゃんと話すから。
ﾘｮｳ「いくぞ」
「あ、うん」
学校につくといつもの光景。制服なんて綺麗に着る人なんてクラスに1人いるか、いないか。この人達はなにかのために頑張ったことがあるのだろうか。勉強もろくにしない、だからといって部活に打ち込んでいる訳でもない。この人達の親も、子供には失敗させたくない、とか甘いことしか言ってないのだろう。けど正直私はそれが羨ましい。好きなことだけして、好きな人と過ごして、親から友達から周りからのプレッシャーもなく、辛いことも無く、親の顔色を伺うことも無く、ケガをしたところで人生が終わることもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青リンゴ(プロフ) - ありがとうございます！国語が大の苦手なので文がおかしいことが多々あると思うのですがこれからも見てくださると嬉しいです！ (2021年7月20日 15時) (
レス) id: 3bb3c5b480 (このIDを非表示/違反報告)
ひまり(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！フラグの外し忘れは誰にでもあるミスなので気にしないでくださいね！低評価は気にせず、青リンゴさんのペースでゆっくり更新していってくださいね (2021年7月19日 9時) (レス) id: 8e4c94dbec (このIDを非表示/違反報告)
青リンゴ(プロフ) - 教えて頂き、ありがとうございます。初めてのことで細かいところをしっかり見れていなかった自分の責任です。今外しました。教えて頂き心から感謝しております。 (2021年7月18日 23時) (レス) id: 3bb3c5b480 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青リンゴ | 作成日時：2021年7月18日 13時
