よにんは仙キュア！ (ページ8)

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四話前編　教えて！葵葉先生！ページ8

「茨木さんっ」
「わっ､葵葉さん？！」

昼休憩､いつも通り外に行こうとした矢先､葵葉さんが教室を訪ねてきた｡

「えへへーびっくりした？」
「そりゃあもう」

来客なんてほぼ無い｡親友も別の高校だし｡

「どうされたんですか？」
「あーれ､説明しに来たのよ」

あれ､と言われてわからないに決まっているのに「分かるよね？」と言わんばかり目で見ないでほしい｡

「人が多いとこじゃ言えないやつだよ！」
「あ…」

その言葉に反応する｡もしかしたら､魔法少女(？)の件のことだろうか？

「分かった」

そう頷き私は青葉さんについていった｡

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「これでしょう？」
「うん」

青娥は私の持っているスマホに手を伸ばした｡

「ここ､くぼみがあるでしょう？ここにこのストーンを入れるの」

スマホの上側のくぼみに花型のストーンを入れるよう命じられた、そう思い私はストーンを近づけた。

「今入れちゃ駄目よ､変身しちゃうしね」
「…そうなの？」
「ん」