せんくんがなんばーわん【snr】 (ページ13)

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目が覚めると目の前にせんくんがいて

『 …千羅くん、だいすき』

ぽつり呟くと、彼の頬に手を____

とした手は彼の手によって阻まれた。

「 …寝起きに襲われる趣味ないんやけど、」

寝起き特有の少しガラ、とした声。

切れ長の瞳に見つめられると昨夜のことを思い出して

ぽわ、と身体が熱くなるのを感じた。

「なん、赤くして…。あれ、もしかして…思い出しちゃった？」

耳元で響く、せんくんの声。

耳をパッ、と抑えるとにやにやした顔のせんくん。

ぺし、と叩くと痛いって〜〜！！なんて言いながら抑えてる。

『 …続きは今度ね、』

ちゅ、と頬に落とし、わたしはお布団から出た。

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『じゃあ、わたし帰るね？』

「あ"〜、寂しいなあ寂しいなあ、」

ちらちら、と視線を感じ

かわいいっていうオタク心とめんどくさいっていう彼女心。

黄水晶の瞳と目が合うと吸い寄せられて、

「ん、」

ちゅ、と可愛らしいリップ音。

『またねっ、』

恥ずかしくなって速攻逃げた。

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