先生!!殺していいですか? ~ ~

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佐久間 大介side


　
sk「え…なんで？



消えちゃったんじゃないの？」



nz「えっとな…本体は確かに消えちゃってな。



で、山田くんのスマホにスペアを入れておいて…皆を見てたんや」



…どう言うこと？



ab「つまりふっかに入れておいたデータが山田先生のスペアに蓄積されていたってことですか？」



nz「そうそう。



そのデータを組み合わせて…新たなS組を見守るための俺をキミのスマホに送ったってわけや」



俺は考える



sk「と言うことは…神宮寺先生ってスペアのありかを知らないってこと？」



望さんは頷く



ab「望さん…もしかしてだけどこのことってS組の皆に伝えない方がいいですか？」



sk「え、なんで？」



今のS組の心の拠り所は望さんと言っても過言ではないのに



ab「言いたいのは俺もわかる。



だけど…これを神宮寺先生に知られたら壊されて新たな望さんが送られての繰り返し。



イタチごっこだ」



なるほど…



ab「いい、佐久間。



このことは俺と佐久間だけの内緒話だ」



sk「…わかった」



ab「望さん、学校に連れて行かなくても大丈夫ですか？」



nz「大丈夫やけど…」



ab「俺はこれからもう一個のスマホを学校に持ってく。



…一応、使えるから、あのスマホも」



何かあったのか…



ab「後、俺と佐久間に触手への対抗手段を教えてください。



2人もいれば…S組皆の対抗手段になれる」

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