先生!!殺していいですか? ~ ~

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佐藤 勝利side



sr「…ここにいたんだね」



S組の教室に行くと神宮寺くんがいた



生徒の皆は下校している



受験シーズンも過ぎ、卒業式まで残り2週間となった



桜も蕾が膨らんできて開花はもう少し、早めの開花となると言われている



zn「なんですか？」



sr「心配してきたんだ、様子がおかしかったから。



何かあるなら話してみ、これでもカウンセラーなんだからさ」



何も話してくれないの承知で聞いてみた



そしたら神宮寺くんは涙を流していた



意外…だった



zn「最初は…D組の皆を殺すために近づいた存在。



そして俺の正体を知っているS組の皆を黙らせるために担任になった。



なのに…たった2ヶ月くらいしか過ごしてないのに…苦しい」



sr「苦しい…？」



zn「なんでこんなことしたんだって、だけど触手は止まることを許してくれない、懺悔の時間をくれない」



sr「…どう言う意味なの？」



zn「さようなら、佐藤先生。



今度会うときは…もうないですから」



神宮寺くんはその言葉を最後に教室から出て行き



翌日から連絡も取れなくなった

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