先生!!殺していいですか? ~ ~

第45時間目　　支配の時間 ページ1

岩本 照side
　


教頭先生が教室から出て行ってすぐ俺たちは詰め寄った



je「どう言うことだ、なんでお前が山田先生の代わりに担任することになってんだよ‼︎」



zn「ハハ、全部説明するから落ち着いてよ」



にこりと笑いながらいう神宮寺さん



zn「まず、山田先生が休養っていうのは…嘘。



だって山田先生はもういないもん」



ru「それって」



zn「さすがラウール。



もう察したんだ。



そ、死んだ」



たった3文字の言葉



その言葉が俺たちの心に深く刺さった



俺は椅子に座り込む



zn「残念ながら本当なんだ。



残念だよね、あの暗殺者が死んじゃうなんて」



iw「…じゃあ、なんで俺たちの担任することになったんだよ」



zn「俺の根回し。



山田先生が休養っていうのも俺を代わりに担任にするっていうのも俺が送ったメールに書いたことなんだけどね」



iw「答えになってねぇんだよ‼︎



俺たちに危険な目は遭わせねぇって言ったじゃねぇか」



zn「事実、危険な目には遭わせてないじゃん。



俺も大人だし、約束は守るよ。



でも…忘れてない、俺がここに来た理由を」



理由って



zn「俺は最初、カウンセラーの卵として来た。



心理学はお手の物さ」



iw「…まさか」



神宮寺さんはニヤリと笑う



zn「触手ではキミたちを壊さないよ。



言葉で…全部壊してあげる」

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